日本・海外で時代の瞬間を捉えた様々な映像。
これらの映像は、「テレビ局の財産」です!
この膨大な映像を管理、運営するのがアーカイブセクションです。
バンエイトは、フジテレビの「報道」「情報」「スポーツ」のアーカイブ業務を支えております。
二度と撮影できない映像やスクープ映像だけではありません。
角度ひとつ違う、言葉一つ違う…映像、この莫大なテープ(メディア)の中には、まったく同じ映像は存在しません。
だからこそ、貴重な「財産」なのです。
この「今」しかない映像を「未来」に引継ぐ重要な仕事を担っています。
フジテレビのニュースは、カメラクルーが撮影した“取材映像”と現場からの“中継映像”、そして私たちが管理している“アーカイブ映像”で制作しています。
1年間に集められたテープ(メディア)は、報道だけで約“7万本”にも及びます。
この映像を、独自のシステムで登録・管理し、永久に残すと判断された映像は別のメディアに転写して「永久保存メディア」に生まれ変わります。2017年には大容量メディアを利用した新たなアーカイブシステムでの運用も開始しています。
また、その内容を正確でわかりやすく検索しやすい「文字情報」に置き換えた「データベース」化も行っています。
近年、報道アーカイブ素材はニュース以外の情報番組、バラエティ番組でも非常に多く活用されています。
『とくダネ!』や『めざましテレビ』などフジテレビの情報番組が取材したメディアの登録から保存・管理、また映像内容のデータ化を行なっています。
さらに、編集して番組内で放送された映像も、その内容や権利関係など必要な情報を調べ、二次利用しやすいよう「データベース」化すると共に、映像自体も再利用しやすいよう整理し、貸し出し業務を行なっています。
フジテレビのスポーツニュース番組『スポーツLIFE HERO'S』競馬中継『みんなのKEIBA』等における放送素材や、プロ野球、大リーグ、Jリーグ、競馬などの取材テープを永久保存メディアに転写作業をします。さらに、内容、許諾先などの詳細データを専用ソフトで入力、「データベース」の構築を行っています。それにより、スポーツニュース映像を効率よく二次利用できる体制を整え、保存・管理し貸し出し業務を行っています。
報道局が取材したテープ(メディア)を廃棄と再利用に分けるリサイクル作業を行っています。
また、再利用メディア及び新規メディアのXDCAM初期化作業を行っています。
この作業によりメディア購入費を抑え、フジテレビの「ECO」推進に貢献しています。